Os Amarelos Profile
前田優子 (vocal)
アコーディオン奏者であった父親の影響を受け、幼い頃からジャズ、ブラジル音楽、
ラテン、クラシックに親しむ。
甲南女子大学短期大学部英語科を卒業後、一旦は就職するが、音楽への思いを
捨てきれず、アルトサックス奏者 古谷充氏、ジャズシンガー 東雲マリ氏に師事し、
シンガーとして歩み始める。
当初より、子供の頃から聞き覚えたボサノヴァをポルトガル語で歌う事で注目を浴び、
ジャズシンガーとして活動しながらもブラジル音楽に傾倒していく。
1991年、ニューヨーク遊学後、単身ブラジルに渡り、それ以降音楽性の基礎を
ブラジル音楽に置く。帰国後、自己のユニット<MAIS>を結成。
ボサノヴァのみならずサンバ、M.P.Bと、幅の広いレパ−トリ−で活動を行う。
1994年、それまでの活動を一時休止し、再びブラジルへ。リオデジャネイロは
コパカバーナに居を構え、ホベルト・メネスカル、ジョアン・ボスコ、レニ・アンドラーヂ、
バーデン・パウエル等、数々のアーティストと親交を深め、現地でのライブ活動を始める。
イパネマにあるボサノヴァの殿堂<ヴィニシウス>での日本人として初めてのライブは
「ヴィニシウスの歴史に残るショッキングで、エキサイティングな夜」と、絶賛を浴びる。
帰国後、日本とブラジルを行き来しながら活動を続けていたが、
2001年、活動のフィールドを広げるため拠点を大阪から東京に移す。
確かな歌唱力、深い表現力に加え、ボサノヴァ・スタンダードやサンバの名曲のみならず
現在進行形ブラジル音楽シーンの中からも取り上げるレパートリーのセンスの良さで
ブラジル音楽系だけに限らず、多くのファン、ミュージシャンから支持を受け
現在都内ライブハウスにて活動中。